住宅用太陽熱高度利用システムの導入補助事業で１６年度下期補助対象者を募集

　資源エネルギー庁は住宅用太陽熱高度利用システムを導入する家庭に補助を行う事業で、１６年度下期の補助対象者の募集を平成１６年１０月１日から１７年２月２１日まで受け付けると発表した。　
　太陽熱高度利用システムとは不凍液などを強制的に循環する集熱器と、集めた熱エネルギーを貯蔵する蓄熱槽によって構成される、給湯・冷暖房のためのソーラーシステム。住宅の屋根などに設置する。
　応募できるのは総面積が７５平方メートル未満の住宅用太陽熱高度利用システムを設置予定で、応募申込みを受理した日から１か月以内（新築の場合は３か月以内）に工事が完了可能な者。　
　補助金額はシステム１平方メートルあたりの集熱量にシステム総面積と基準単価（１日キロジュールあたり１．３０円）を乗じた額。
　希望者は事業実施先である（財）新エネルギー財団に応募申込書を郵送で提出することが必要だ。【資源エネルギー庁】