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環境ニュース[国内]

殺菌剤「シアゾファミド」の食品健康影響評価案への意見募集実施

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2004.09.17 【情報源】内閣府/2004.09.16 発表

 内閣府食品安全委員会は平成16年9月16日までに、16年7月に厚生労働大臣から意見を求められていた、シアノイミタゾール系殺菌剤「シアゾファミド」の食品健康影響評価案をまとめ、この案について16年10月13日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 同委員会では評価にあたって動物代謝、植物代謝、土壌代謝、水中光分解、作物残留、土壌残留、急性毒性、亜急性毒性慢性毒性発がん性、2世代繁殖、発生毒性、遺伝毒性などの試験を行った。
 今回の評価案では試験結果から発がん性催奇形性遺伝毒性、繁殖能に対する影響は認められなかったと結論。
 また、各試験で悪影響が認められなかった最大投与量(無毒性量)の最小値である、ラットを使った慢性毒性試験の「1日体重1キログラムあたり17.07ミリグラム」という数値に安全係数として100分の1を掛けて、一日摂取許容量(ADI 注1)を1日体重1キログラムあたり0.17ミリグラムと算定した。
 意見は郵送、FAX、意見募集ホームページで受付けている。

(注1)人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康に影響をおよぼさないと判断される量。1日当たりの体重1キログラムに対する質量として表される。【内閣府 食品安全委員会】

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