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環境ニュース[国内]

違法伐採問題は進展せず 第30回ITTO理事会の結果

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2001.06.08 【情報源】林野庁/2001.06.06 発表

  平成13年5月28日から6月2日まで、カメルーンのヤウンデで、国際熱帯木材機関(ITTO)の第30回理事会が開催された。
  今回の理事会には、マレイシア、ブラジル、ガボン等の熱帯木材生産国と日本、米国、EU等の消費国の政府代表のほか、オブザーバーとして赤道ギニアなどの非加盟国3か国、FAO等関係国際機関、木材業界団体、NGOが参加した。
  「熱帯の木材と木材製品の輸出は、持続可能な経営がされている森林のものだけにする」ことを掲げた「目標2000」の達成に向け、熱帯木材生産国での国レベルの取組の進捗状況を2001年の12月末までに報告することが決議されたほか、森林認証に関して、特定の認証を支援するものでないことを前提に、ITTOの基準・指標の実施や内部監査人育成のためのプロジェクトの促進など12件の決議が採択された。
 なお、前理事会から持ち越した重要案件である違法伐採問題については、多くの時間をかけ議論が行われたものの、ブラジル、マレーシアなどがITTOでの議論をストップするよう強行に要請したため、今回の理事会においても結論が出なかった。【林野庁】

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