一般財団法人環境イノベーション情報機構
有明海の海洋環境4月の調査結果を発表 大きな変化はなし
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2001.06.08 【情報源】水産庁/2001.05.24 発表
水産庁では、平成13年度から有明海の海洋環境の変化が生物生産に及ぼす影響について、調査しているが、このほど、平成13年4月に独立行政法人水産総合研究センター及び有明海沿岸4県が行った調査の概要及び結果について発表した。調査項目は(1)底生生物の採集、(2)水温・塩分・濁度, クロロフィル、溶存酸素などの環境測定、(3)気象、海象、(4)海底状況把握など。
このうち、環境測定の結果としては、調査した13地点とも、塩分、水温、溶存酸素量、クロロフィルについて、表層から底層まで変化はなかったが、濁度については、調査点2、調査点5で低層ほど濁りが大きい傾向にあった。また、底生生物については現在解析中である。【水産庁】