１６年版外交青書をホームページに掲載

【環境行政 行政資料】 【掲載日】2004.06.08 【情報源】外務省／2004.06.08 発表

　外務省は平成１６年６月８日、同省ホームページに１６年版外交青書を掲載した。
　１６年版外交青書は１５年１月１日から１２月３１日までの国際情勢の推移や日本が行ってきた外交活動の概要を取りまとめたもので本文全６章、国際主要事項、要人往来情報などの資料より構成されている。
　持続可能な開発や環境問題問題についての取組みは第３章の「分野別に見た外交」の中で取り上げられており、このうち、持続可能な開発については、（１）１５年３月に日本で開催された「第３回世界水フォーラム」、（２）Ｇ８エビアン・サミットでの環境についての議論、（３）日本の提案によりヨハネスブルグ・サミット実施計画に盛り込まれ、国連総会でその実施の促進が採択された「持続可能な開発のための教育の１０年」の取組みが紹介されている。
　一方地球環境問題については、（一）カルタヘナ議定書をはじめ、国際的なルールづくりへの参加と（二）取組みの効率化−−の２点を主な課題として取り組んできたことが説明されているほか、（三）ロシアをはじめとする京都議定書未批准国に議定書参加を呼びかけるなどの気候変動問題への取組みが取り上げられている。【外務省】