一般財団法人環境イノベーション情報機構
臨海部の森づくりのための手法を示す手引書『海の上の森づくり』発刊
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2004.06.01 【情報源】国土交通省/2004.06.01 発表
国土交通省港湾局の「臨海部の森づくり研究会」の2年にわたる検討の成果として、市民参加による臨海部の森づくりの計画・実践・展望などを三番瀬の自然再生実験、東京港、尼崎、堺臨海部の「海の上の森づくり構想」などの具体的事例を交え解説した『海の上の森づくり』(岡島成行編著、(株)ぎょうせい刊、定価1,600円)が発刊された。「臨海部の森づくり研究会」は東京港の廃棄物海面処分場跡地・中央防波堤内側埋立地に自然体験が可能な森づくりをめざし、臨海部特有の厳しい条件に耐えるための植栽技術、維持管理手法などを検討してきた研究会。
『海の上の森づくり』には、植栽などのハード面、参加者のパートナーシップ形成や管理運営などソフト面の技術について提案を行うとともに、人づくりの場という観点からの森づくりのあり方も紹介している。
なお入手は全国の書店、政府刊行物センターから可能。またこの本の企画団体である(社)日本港湾協会にも注文した場合には特価1,440円(消費税込み)で購入できる。【国土交通省】