一般財団法人環境イノベーション情報機構
肥料のダイオキシン含有量15年度調査結果を公表
【健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2004.05.25 【情報源】農林水産省/2004.05.24 発表
農林水産省は平成16年5月24日、肥料中に含まれるダイオキシン含有量についての15年度調査結果を公表した。この調査は11年度から同省が実施しており、15年度調査では有機質肥料や有機質肥料を含む肥料(乾燥菌体肥料、有機入り化成肥料、魚廃物加工肥料、混合有機質肥料)計44点について調査を行った。
肥料の種類別のダイオキシン含有平均値は、乾燥菌体肥料0.62pg−TEQ/g、有機入り化成肥料0.085pg−TEQ/g、魚廃物加工肥料2.8pg−TEQ/g、混合有機質肥料0.51pg−TEQ/g−−であった。
なお、土壌中のダイオキシンの環境基準値が1000pg−TEQ/gだが、今回の数値はこれらの基準を大きく下回る水準。【農林水産省】