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環境ニュース[国内]

汽水域河川の環境影響最小化のための手引き書を完成

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2004.05.17 【情報源】国土交通省/2004.05.14 発表

 国土交通省河川局の「汽水域河川環境の捉え方に関する検討会」(委員長:福岡捷二 広島大学大学院教授)は平成16年5月14日までに、汽水域河川環境で掘削や海域埋め立てなどによる影響を予測し最小化するための全国で初めての手引き「汽水域河川環境の捉え方に関する手引書」を完成した。
 淡水と海水が混じりあう河川汽水域は多様な生態系が構築されている反面、淡水と海水の影響のバランスが崩れやすい脆さをあわせもっており、掘削や埋め立てなど人為的改変による影響も受けやすい。しかし従来は、人為的改変による影響を事前予測するための調査・分析手法が整理されていなかった。
 国土交通省では河川管理者が自ら行う河道掘削事業、導流堤建設事業の実施時、または河口部の埋立て、海砂採取事業への許認可時にこの手引書を活用し、汽水域河川環境への影響を予測・評価し、最小化することを期待している。
 手引き書の内容は国土交通省ホームページに掲載される予定。【国土交通省】

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