一般財団法人環境イノベーション情報機構
第3次「下水道技術五箇年計画」を策定
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.05.13 【情報源】国土交通省/2004.05.13 発表
国土交通省が財団法人下水道新技術推進機構内に設置していた、「第3次下水道技術五箇年計画策定検討委員会」は16年5月13日までに、「第3次下水道技術五箇年計画」の策定を完了した。「下水道技術五箇年計画」は産官学の下水道技術研究者が技術開発課題についての認識を共有化し、効率的な技術研究開発ができるように策定されているもの。
今回の計画は15年にまとまった「国土交通省技術基本計画」の5つの目標「安全」、「環境(美しく持続可能な国土づくり)」、「生活コストの安い暮らし」、「活力ある社会」、「誰もが参加できる社会」を下水道技術開発においても主要課題として設定し、5年間という比較的短期間での具体的な研究開発目標を示した。
このうち「環境」に関しては(1)流域管理による健全な水循環・良好な水環境の創出、(2)流域の水質保全、(3)下水道資源管理、(4)都市再生への対応、(5)地球環境保全−−の5つの中課題を設定し、それぞれの中課題について19の具体的な技術開発項目をあげて開発の方向性が示されている。【国土交通省】