１５年度水質汚濁物質排出量総合調査結果の概要まとまる

　環境省は平成１５年度水質汚濁物質排出量総合調査の結果概要をまとめ、１６年５月１２日付けで発表した。
　この調査は水質汚濁防止法の特定施設設置工場・事業場のうち、一律排水基準が適用されている特定事業場４万９，０００事業場を対象に、１４年度排出水の自主測定結果をアンケート調査したもの。
　調査票に基づき、都道府県・政令市別の対象事業所数、特定施設の種類ごとの排水量、規制物質排水濃度について整理を行っている。
　なお４万９，０００事業場中、有害物質排出のおそれがあると区分された事業場数は、１日あたり５０立方メートル以上の排水量がある事業場で５，１８６件、同５０立方メートル未満の事業場で８，６３１件。
　また今回、回答が寄せられたのは３万９，３５８事業場（回収率８０．２％）で、このうち【環境省】