一般財団法人環境イノベーション情報機構
地域の雇用創出支援事業で18の事業構想を採択 2次支援先も募集中
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2004.04.27 【情報源】厚生労働省/2004.04.26 発表
厚生労働省が平成16年度から実施する、地域の創意工夫による雇用創出事業への全額支援事業「地域雇用機会増大促進支援事業」で平成16年4月26日までに、支援先となる18の事業構想が公募案件の中から選ばれた。なお18の事業構想の内容は、熊本県八代市の「八代エコポート構想を核とした環境のまちづくりを支えるひとづくり」、青森県八戸市の「あおもりエコタウンプランの推進等による地域産業の再生・振興」など資源循環型社会形成をテーマにしたもの、北海道釧路市の「外国人観光客の増加を通じた地域の活性化」など観光都市化をテーマにしたものなど多様。事業の対象地域は70市町村に及ぶ。
早い事業は5月1日からさっそく事業が開始されるという。
なお厚生労働省では16年2月27日から5月14日までの予定でこの事業の第2次支援先の募集も実施中。
応募資格があるのは(1)同意雇用機会増大促進地域、あるいは(2)内閣総理大臣により認定を受けた地域再生計画中にプラス事業を活用することが盛り込まれ、かつ計画認定市町村内での求職者の就職が困難と判断できる地域−−のいずれかで、市町村、経済団体、その他学識経験者からなる協議会が申請主体として事業構想を都道府県労働局に提出することが必要。
委託費の上限額は1億円。高い雇用創出効果が見込まれるものから対象地域に選定される見込み。【厚生労働省】