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環境ニュース[国内]

油中のPCB簡易測定技術の募集開始

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2004.04.07 【情報源】環境省/2004.04.07 発表

 (財)産業廃棄物処理事業振興財団は油中のポリ塩化ビフェニル(PCB)簡易測定技術を2004年4月7日から5月10日まで募集すると発表した。
 今回の募集は、2002年7月にPCBを使用していないはずの変圧器の絶縁油から、微量PCB検出事例が発覚し、その後絶縁油メーカー19社中15社の製品と機器メーカー26社中19社の製品から微量PCB検出事例が確認されたことを受け、環境省と経済産業省が原因究明、汚染機器の特定、処理の基本的方針の検討を目的として設置した「低濃度PCB汚染物対策検討委員会」の測定法ワーキンググループの検討の基礎資料にするためのもの。
 (財)産業廃棄物処理事業振興財団は「低濃度PCB汚染物対策検討委員会」や同ワーキンググループの事務運営を担当している。
 応募対象の技術は(1)PCB廃棄物として処理前の油中PCBを直接、あるいは前処理を経て測定できる、(2)既に実用化されているか実用化が見込まれる、(3)現行測定法に比べ、分析時間が短く、分析費用が安価、(4)検出下限値は0.2mg/kg、0.5mg/kg、2mg/kgの3つの設定を目安にする−−などの要件を満たすことが必要。【環境省】 

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