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環境ニュース[国内]

「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」まとまる

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2004.04.01 【情報源】国土交通省/2004.03.31 発表

 国土交通省の「景観に配慮した防護柵推進検討委員会」は平成16年3月31日までに「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」をまとめ公表した。
 このガイドラインは防護策の景観配慮の基本理念として、(1)植樹帯などでの代替も含め防護柵設置の必要性を十分に検討する、(2)形状は防護柵本来の目的に沿った合理的なものとする、(3)周辺の風景と柵が違和感なく融和する形状・色彩の工夫を行う、(4)近接する道路施設との調和を図る、(5)歩行者に危害を及ぼすことのない形状とする−−の5点を設定。
 また実際のデザインの具体的な方針として、(1)市街地、田園、海岸などそれぞれの地域の景観特性に応じた色彩基準を定める、(2)一般的な鋼製防護柵の基本色はガードパイプがこげ茶色、ガードレールは薄灰茶色とし、歴史的街並みでは濃灰色などを基本色の候補とする−−などの内容が示されている。【国土交通省】

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