一般財団法人環境イノベーション情報機構
島根原発2号機が原子炉停止 原子炉格納容器内での水の発生増加で
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.03.19 【情報源】原子力安全・保安院/2004.03.18 発表
定格熱出力一定運転中だった中国電力(株)島根原子力発電所2号機(沸騰水型、定格電気出力82万キロワット)で、平成16年3月17日20時から原子炉の停止操作が開始された。島根原発2号機では3月9日から原子炉格納容器内を冷却機で冷やすことにより発生する水の量が増加しはじめ、3月17日18時30分頃から、ふだんは発生しない原子炉格納容器内の床ドレン水(注)も発生しはじめていた。
中国電力は原子炉停止後、この件について詳細な調査を実施する方針。
なお、この件での外部への放射性物質の影響はないという。
(注)原子炉格納容器内で漏れ出た水で床に広がったものを集めたもの。【原子力安全・保安院】