一般財団法人環境イノベーション情報機構
伊方原発3号機で1次冷却水が漏えい
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.03.16 【情報源】原子力安全・保安院/2004.03.15 発表
通常の運転を行っていた四国電力(株)伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)で平成16年3月9日9時57分頃に、充てんポンプ(注1)3台のうち1台から、1次冷却水の漏えいが発見された。総漏えい量は約1.6立方メートルにのぼり、3月11日からこの充てんポンプ点検を行ったところ、3月15日にポンプ主軸で接触による摩耗によるとみられる折損が確認されたため、原子力安全・保安院が詳細な調査を実施することになった。
なお、この件での外部への放射性物質の影響はないという。
(注1)1次冷却水を浄化した後、再び1次冷却系統に戻すためのポンプ。【原子力安全・保安院】