一般財団法人環境イノベーション情報機構
リサイクルポートを活用しシュレッダーダストの輸送実験を開始
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.03.10 【情報源】国土交通省/2004.02.24 発表
北海道開発局、北海道、室蘭市、苫小牧港管理組合、苫小牧市と首都圏の排出企業4社、北海道の処理企業5社が実行委員会を結成し、リサイクルポートである室蘭港、苫小牧港間で海上静脈物流実証実験を16年2月末からスタートした。リサイクルポートは港湾管理者からの申請により国が審査・指定している廃棄物や資源化ごみの海上物流拠点となる港湾のこと。
今回の実証実験は、首都圏で発生するシュッレダーダストをコンテナやトラックに積み込み、東京港−苫小牧港、八戸港−室蘭港というリサイクルポート間をつなぐルートで北海道内の再資源化工場まで輸送し、RPF(古紙やプラスチックを原料とした新型固形燃料)化を行い、コストや課題、必要となる港湾物流機能について検証するもの。
2月末から3月上旬まで海上輸送を実施し、3月上旬からRPFを開始する予定。【国土交通省】