一般財団法人環境イノベーション情報機構
北陸電力、志賀原発1号機PLRポンプ起動時の保安規程違反について原因究明・対策報告書提出
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.02.09 【情報源】原子力安全・保安院/2004.02.06 発表
北陸電力(株)は志賀原子力発電所1号機に関する保安規定違反について、原因究明と再発防止策を報告書にまとめ、平成16年2月6日に原子力安全・保安院に提出した。志賀原発1号機では、15年度第3回保安検査の中でPLRポンプ起動時に、「停止中の原子炉冷却材再循環ポンプ入口温度と原子炉冷却材温度との差が27℃以内」という起動条件を2.5℃超えていたため、16年1月29日に保安院が北陸電力に対し、保安規程違反として指摘し、違反の原因究明と再発防止策を報告することを指示していた。
なお原子力安全・保安院では今回提出された報告を精査する予定。【原子力安全・保安院】