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環境ニュース[国内]

16年度政府予算案中の地球環境保全関係予算総額8,334億円に

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.01.28 【情報源】環境省/2004.01.28 発表

 環境省が関係省庁の平成16年度政府予算案中の地球環境保全関係予算額をとりまとめた結果、16年度の総額は15年度の総額9,304億円と比べ9.7%減少した8,334億円となっていることがわかった。地球環境保全関係予算案の額が前年を下回ったのは14年度に続き2年連続。
 環境問題の分野別に見た場合、地球温暖化対策の7,606億3,100万円が圧倒的に多かったが、15年度の8,370億6,900万円に比べると9.1%減額していた。
 他の分野では「国際的に価値の高い環境保護対策(62億1,400万円 15.0%増)」、「有害廃棄物の越境移動対策(1,900万円 26.7%増)」、「生物多様性の減少対策(39億6,800万円 2.4%増)」が増えた以外は「オゾン層の破壊対策(4億2,300万円 11.9%減)」、「酸性雨対策(32億8,000万円 9.5%減)」、「海洋環境の劣化対策(17億1,800万円 3.3%減)」、「森林の減少・劣化対策(7億4,800万円 6.3%減)」、「砂漠化対策(5億7,300万円 3.7%減)」、「開発途上国の環境対策(47億7,600万円 2.0%減)」「その他(510億8,600万円 20.8%減)」の7項目が減額していた。
 府省庁別では農林水産省の2,773億1,100万円が最も多かった。【環境省】

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