一般財団法人環境イノベーション情報機構
「農林水産環境政策の基本方針」が決定
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2003.12.25 【情報源】農林水産省/2003.12.25 発表
平成15年12月25日に開催された農林水産省の循環型社会構築・地球温暖化対策推進本部第8回会合で「農林水産環境政策の基本方針」が決定された。「方針」は(1)大量生産、消費、廃棄社会から持続可能な社会への転換、(2)農林水産業が持っている自然循環機能の維持増進、(3)農林漁業者の自主努力と消費者の支援促進、(4)都市と農山漁村との対話促進、(5)農林水産省による環境保全型農林水産業の支援−−の5つの基本認識の下、(一)情報開示、(二)国民の意見を反映した政策づくり、(三)住民やNPOなど多様な主体の施策への参加、(四)他の環境関連施策との連携、(五)環境保全重視型農業のための指針策定、(六)補助事業、制度資金での環境保全重視、(七)公共事業での環境配慮と情報開示、(八)施策ごとの目標の設定と評価、(九)科学的知見に基づく施策実施、(十)農林水産省の業務に対する環境マネジメントシステムの導入−−の10項目のめざすべき方向性に沿って施策を実施するとし、各項目で実施する具体的な施策の内容、平成20年度までの取り組みの進展を示す工程表も作成している。【農林水産省】