政府が大規模流出油災害発生を想定した対応訓練実施へ

　政府は平成１５年１２月１７日の１３時３０分から１７時まで、大規模流出油災害発生を想定した対応訓練を実施することになった。
　この訓練は、北海道積丹沖で原油タンカーと貨物船が衝突し原油が流出したというシナリオに基づき、水産庁での緊急参集チームの参集から始まり、事故の拡大に応じた関係省庁連絡会議、警戒本部の設置、非常災害対策本部の設置など、段階的な対応措置についての訓練を行う。
　訓練場所は総理大臣官邸危機監理センターや関係１６府省庁。関係府省庁は事故の経過に応じた資料提供を各対策本部に対して行う予定。【水産庁】　