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環境ニュース[国内]

滋賀県大津市の歴史的風土保存区域案への意見募集開始

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.12.05 【情報源】国土交通省/2003.12.05 発表

 国土交通省は平成15年10月10日に、滋賀県大津市が古都保存法に基づく古都に指定されたことに伴い、同市の比叡山・坂本地区、近江大津京跡地区、園城寺(三井寺)地区、音羽山地区、石山寺地区の5地区を対象にした歴史的風土保存区域案を公表し、この案について15年12月26日まで意見募集を行うことにした。
 滋賀県大津市は天智天皇の近江大津宮が置かれたほか、世界遺産に登録されている延暦寺など仏教文化の中核をなした主要寺社が集まっている。またこれらの文化的資産の大半は、比叡山、長等山、音羽山、伽藍山と連なる山並や東側に広がる琵琶湖と一体となった歴史的風土を形成している。
今回歴史的風土保存区域案の対象となった区域は、この中でも特に景観維持、保存の必要性が高い地区を、京都市の歴史的風土保存区域との連携、歴史的風土を形成している自然環境とその周辺地域の一体的保全−−などの要因を配慮しながら選定した。また河川法などで保全措置が講じられている琵琶湖は区域対象外とした。
歴史的風土保存区域に選定されると、地区内の(1)建築物の新築、改築、増築、(2)宅地造成、土地開墾、(3)木竹の伐採、(4)土石類の採取にあたって県知事に届出が必要となる。【国土交通省】

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