国土交通省広報誌が住宅政策政策特集　景観政策にも言及

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.11.25 【情報源】国土交通省／2003.11.25 発表

　国土交通省の広報誌「国土交通」は平成１５年１１月号で「２１世紀にふさわしいに住宅政策」を特集した。
　同省は平成１５年７月に美しい景観づくりのための基本的考え方や具体的な施策を示した「美しい国づくり政策大綱」をまとめ、近く景観基本法制を制定する方針を明らかにしているが、今回の特集でも俳優の渡辺篤史さんの「日本の町並みに思う」、山形県金山町長の松田貢さんの金山町の町並み景観政策に関する記事を掲載しているほか、ＮＰＯ法人玉川まちづくりハウス運営委員の林泰義さんによる「住宅・住環境に関わるＮＰＯの実績及び将来への期待」、（財）建築環境・省エネルギー機構企画・環境部長の永岡洋二さんによる「環境共生住宅の取組み」など環境関連の住宅政策に関する記事も掲載している。
　なお林泰義さんの記事は全ＮＰＯ法人約１万３，０００法人のうち、「まちづくり」に取り組むＮＰＯは５１５４法人、約３９％を占めることをあげ、「ＮＰＯを住宅政策の新しい担い手として位置づける改革が早急に望まれる」と要望しているもの。【国土交通省】