一般財団法人環境イノベーション情報機構
ゴルフ場排水口での農薬残留実態調査 約8万検体中、1検体で指針値超過
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.11.05 【情報源】環境省/2003.11.05 発表
環境省は平成15年11月5日までに、「ゴルフ場暫定指導指針」に基づき、都道府県が14年度に実施したゴルフ場排水口などでの農薬の残留実態調査の結果をまとめ公表した。この調査はゴルフ場周辺の水質汚濁防止のための基礎資料となっているもので、14年度は調査対象となった45種類の農薬について、1,539か所のゴルフ場でのべ約8万検体の水質調査が実施された。
なお調査の結果、殺虫剤のフェニトロチオンの指針値が超過した事例が1件確認されたが、都道府県がこの事例の追跡調査を行ったところ、周辺の公共用水域も含めた複数の測定地点すべてで農薬は再検出されなかったという。 【環境省】