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環境ニュース[国内]

第4回政府間化学物質安全性フォーラム、バンコクで開催へ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.10.29 【情報源】厚生労働省/2003.10.29 発表

2003年11月1日から7日にかけて、バンコクの国連会議場で第4回政府間化学物質安全性フォーラム(IFCS)が開催される。
 IFCSは92年の「国連環境開発会議」で採択された、持続可能な開発のための行動計画「アジェンダ21」の第19章「化学物質の環境適正管理と不法流通の防止」の実施を促進するために、国連、国連専門機関、IAEA(国際原子力機関)のいずれかに加盟する政府で構成される政府間のフォーラムとして1994年に発足した機関。
 1994年に第1回フォーラムがスウェーデンで開催されて以来、3年ごとにフォーラムが開催されており、前回は2000年にブラジルで開催されている。 
 今回のフォーラムは「途上国など被害を受けやすい世界での化学物質の安全性」をテーマに、第3回フォーラムでの勧告「2000年以降の優先行動計画」の進捗状況評価や、子供の保護、労働安全衛生、危険性に関するデータの作成と利用可能性−−などについて文書の採択をめざし検討を行う予定。
 また特に途上国援助や2002年2月に国連環境計画(UNEP)第7回管理理事会特別会合で作成が合意された「国際化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)」についての議論の進展も期待されている。
 なお今回のフォーラムには2003年10月5日時点で135か国・地域から550名の参加が見込まれている。【厚生労働省】

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