一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京都エコタウンプランを承認
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.10.27 【情報源】環境省/2003.10.27 発表
経済産業省と環境省は東京都から承認申請が出ていた「東京都エコタウンプラン」を平成15年10月27日付けでエコタウン事業として正式に承認することにした。エコタウン事業は、廃棄物のゼロ・エミッションへの取り組みを中心とし、既存の枠にとらわれない先進的な環境調和型まちづくりを推進することを目的として平成9年度に創設された制度。承認を受けた場合、プランに基づき実施される中核的な事業について、国が総合的・多面的な支援を実施することになる。
今回の東京都のエコタウンプランは、可能な限り東京圏域内で廃棄物処理を実施できるよう、東京臨界部に「建設混合廃棄物の高度選別リサイクル施設」、「廃情報機器類等のリサイクル施設」、「食品廃棄物のリサイクル施設」など、新タイプの大規模で集約的なリサイクル施設の整備をめざすもの。
他県から排出される産業廃棄物の受入や広域連携による処理体制の維持・強化も想定されている。
なお、今回の承認はエコタウンプランの承認としては全国で19番目、関東地方で3番目にあたる。【環境省】