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環境ニュース[国内]

神栖町の井戸水汚染問題 健康被害救済事業対象者が75名に

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.10.24 【情報源】環境省/2003.10.23 発表

 茨城県神栖町内の井戸水の中から高濃度の有機ヒ素化合物ジフェニルアルシン酸が検出され、周辺住民に手足のしびれなどの健康被害が発生している件で、環境省は平成15年10月23日付けで新たに14人を健康被害救済事業の対象者として認めることにした。
 救済事業の対象となるのは、申請者のうち飲用井戸水、爪、毛髪などからジフェニルアルシン酸が検出された者。対象者に対しては、健康診査の実施、医療費の自己負担分と療養手当を給付する方針だ。
 これまでに279人が申請を行い、うち今回の14人を含む75人が救済事業の対象者として認められている。
 なおジフェニルアルシン酸は戦後製造されていない化学物質。汚染があった地域の周辺には第二次世界大戦中に旧日本軍の中央研究所と航空隊の神之池飛行場が設置されていたことがあり、これらの施設との関連が推測されている。【環境省】

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