１６年度各省庁の地球環境保全概算要求額総計は９，２１３億円に

　平成１５年１０月１４日、環境省は関係省庁全体の平成１６年度の地球環境保全にかかわる概算要求額をとりまとめた。
　１６年度の地球環境保全関係概算要求額は、１５年度予算額と比べ０．２％減少した９，２１３億円。
　対象となる環境分野としては地球温暖化対策の概算要求額８，２９９億円（前年度比０．９減）が圧倒的に多かった。また１５年度予算額と比べ増加率が大きかった分野は有害廃棄物の越境移動対策（３，０００万円／前年度比１５０．０％増）、国際的に価値の高い環境保護対策（６６億円／前年度比１２２．２％増）であった。
　なお省庁別の要求額では農林水産省の約３，３５５億円（前年度比２０．２％増）が最も多く、経済産業省の約２，６２４億万円（前年度比１１．６％減）、文部科学省の約２，３２８億万円（前年度比１４．３％減）がこれに続いた。【環境省】