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環境ニュース[国内]

観測史上2番目に大きかった2003年のオゾンホールに縮小の兆し

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2003.10.10 【情報源】気象庁/2003.10.09 発表

 気象庁は2003年10月9日、「2003年の南極域上空のオゾンホールはその面積が観測史上2位になるなど過去最大級に発達したが、徐々に縮小し、11月後半から12月にかけて消滅する見込み」と発表した。
 気象庁によると、2003年の南極オゾンホールは9月24日にその面積が過去2番目に大きい2,868万平方キロメートルに拡大したほか、昭和基地上空の月平均オゾン全量も9月としては過去最低の165ミリアトムセンチメートルを記録した。また、10月9日時点でも依然として大きな規模を維持している。
 ただしオゾンホールの生成・持続に密接な関係のある南極域上空成層圏の低気温の大気の渦(極渦)は弱まり始めていることから、同庁は「例年と同様、11月後半から12月にかけて消滅する」と予想したもの。
 通常オゾンホールは10月上旬までに最盛期を迎え、その後徐々に縮小する。【気象庁】

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