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環境ニュース[国内]

下水道技術開発プロジェクト選定の合流式下水道改善4技術が実用化

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.10.07 【情報源】国土交通省/2003.10.06 発表

 国土交通省は平成15年10月6日、同省が産官学と連携しながら進めている下水道技術開発プロジェクト「SPRIT21」に選定されている合流式下水道改善技術のうち、4技術が期待した性能を満たし実用化されたと発表した。
 SPRIT21は14年3月にスタートしたプロジェクトで、最初の課題として合流式下水道の改善技術開発を選定。14年5月に参加研究者を公募し、「きょう雑物除去」「高速ろ過」「凝集分離」「計測・制御、消毒」の4分野計24技術について16年度中の開発を完了することを目標に研究を進めてきた。
 今回実用化が発表されたのは、このうち(1)日本ガイシ(株)の雨天時高速下水処理システム、(2)日立プラント建設(株)の高速ろ過プロセス技術、(3)(株)西原環境テクノロジーなど4社の高速凝集沈殿処理技術、(4)(株)荏原製作所の臭素消毒剤を用いた消毒技術。この4技術の内容は15年10月2日のSPRIT21委員会にも報告され、期待した技術性能の達成が認められている。
 国土交通省では今後これらの技術を活用し、合流式下水道の改善対策の促進をめざす方針。【国土交通省】

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