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環境ニュース[国内]

外来種対策の方向性案への意見募集開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2003.10.06 【情報源】環境省/2003.10.06 発表

 中央環境審議会野生生物部会移入種対策小委員会は平成15年10月6日、海外から日本に入って定着している外来種対策に関する措置の方向性を示す「中間報告」を公表し、この案について15年11月5日まで意見募集を行うことにした。
 中間報告案によれば、現在日本では少なくとも脊椎動物で108種、昆虫類で246種、維管束植物で1,553種の外来種が定着しているが、在来種を駆逐してはびこり、生物多様性ばかりでなく、農林水産業、人の健康など広範囲な影響をもたらしているという。
 またこのような状況に対し中間報告案は、(1)国が許可した種以外の外来種の持ち込み禁止、(2)悪影響ともたらすと判定された種と在来種の接触が発生しないような仕組みづくり、(3)既に定着している外来種の防除を実施する仕組みづくり、(4)固有種が多く生息する地域を対象にした特別な管理措置−−などを提案している。【環境省】

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