一般財団法人環境イノベーション情報機構
15年7月分の総需要電力量、14年7月と比べ1.9%減
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2003.09.18 【情報源】資源エネルギー庁/2003.09.17 発表
資源エネルギー庁は、平成15年7月分の日本の総需要電力量の速報値を15年9月17日に発表した。15年7月の総需要電力量は14年7月と比べ1.9%減少した818億kWhとなった。12か月間ぶりに総需要電力量が前年実績を下回ったことになる。
7月の気温が14年に比べ低めでだったことが原因の1つで、オフィスビルなどの業務用需要では冷房需要の減少から、電力量が前年同月比2.5%減の143億kWhとなっていた。
一方、一般家庭で使用された電力でも冷房需要の減少が見られたが、こちらは検針期間が14年より長かったため、数字としては前年同月比0.8%増の191億kWhとなった。
なお産業用大口電力需要では機械機具製造業(前年同月比3.3%減、化学工業(同3.3%減)食料品製造業(同3.5%減)など主要業種の需要電力量が前年度実績を下回ったため、全体では前年同月比2.9%減と13か月ぶりに前年実績を下回った。【資源エネルギー庁】