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環境ニュース[国内]

太田農水副大臣が韓国の農林部長官らとWTO交渉について会談

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2003.09.09 【情報源】農林水産省/2003.09.08 発表

 太田農林水産副大臣は2003年9月5・6日の2日間をかけ、許祥萬(ホ・サンマン)農林部長官ら韓国の農業・水産関係高官を訪問し、WTO農業交渉、非農産品交渉について会談を行った。
 許長官との会談で太田副大臣は、関税割当量増加や上限関税の設定について韓国と協力して反対していく考えであることを明らかにするとともに、閣僚宣言の中に環境保全など農業の持つ多面的機能についての要素が適切に反映されること、途上国の特恵マージン(途上国が受ける関税優遇による利益)確保に配慮すること−−などが必要だと述べた。
 また、関税削減などの「市場アクセス」、補助金や価格支持などの「国内支持」、「輸出競争」の3分野で合意内容の厳しさにバランスがとれていないと指摘した。
 一方、許長官も環境保全などの非貿易的関心事項を閣僚宣言に反映させることが重要であり、3分野の合意内容のバランスがとれていないとの日本の見解に同意を示したほか、上限関税の設定と関税割当拡大について、韓国としても反対していきたいとの姿勢を明らかにした。【農林水産省】

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