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環境ニュース[国内]

市町村のペットボトルの分別収集量、生産量の45%以上に

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.08.07 【情報源】環境省/2003.08.06 発表

 環境省は、平成14年度に容器包装リサイクル法に基づく分別収集を実施した市町村の分別収集量、再商品化量などを発表した。
 14年度は生産量が減少しているガラスびん、スチール缶以外のすべての対象品目で分別収集量、再商品化量が13年度より増加したほか、分別収集を実施する市町村数も、全品目について13年度より増加を示した。
 特にペットボトル分別収集量は13年度比の約1.2倍にあたる18万8,194トンを記録。生産量に対する回収率(市町村の分別収集量/生産量)が45.6%となったほか、再商品化量も13年度比約1.2倍の18万3,427トンに達し、リサイクルが着実に進んできていることがわかった。
 また、平成12年4月から法の対象に追加された紙製容器包装プラスチック製容器包装分別収集量も、紙製容器包装が13年度比約1.2倍の5万7,977トン、プラスチック製容器包装が同じく約1.4倍の28万2,561トンと、引き続き大幅な伸びを見せ、再商品化量もそれぞれ5万4,145トン(13年度比約1.2倍)、26万8,640トン(13年度比約1,5倍)に達していた。
 環境省の予測によれば、今後5年間に国内のほとんどすべての市町村が容器包装廃棄物分別収集を行う見込みで、プラスチック製容器包装については19年度までには全市町村の8割を超える約2,700市町村が分別収集を実施し、収集計画量が92万トンを超える見込みであるという。【環境省】

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