一般財団法人環境イノベーション情報機構
15年度交通需要マネジメント実証実験実施で3件の実施計画を認定
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.07.11 【情報源】国土交通省/2003.07.11 発表
交通需要マネジメント(TDM)についての平成15年度実証実験実施計画を公募していた警察庁・国土交通省は、平成15年7月11日までに3件の実施計画を認定した。この実証実験の制度は、都市圏の公共交通の利用促進や物流効率化などのTDMを充実することを目的に13年度に創設されたもの。認定を受けた実証実験については、都道府県警察本部、地方整備局、地方運輸局が連携して支援し、参加事業者が負担する経費の一部を補助するほか、都市圏交通円滑化総合計画の策定にあたって、この実証実験の成果を活用することになっている。
今回認定されたのは、(1)茨城県つくば市での循環バス、シャトルバス、急行シャトルバスのワンコイン運行とバスの位置情報の携帯電話への提供実験、(2)東京都秋葉原での共同配送実験、(3)香川県高松市菊池寛通りでの荷捌きスペース、タクシースペース配置実験。
なお継続実施中の14件の実験と合わせ、15年度は今回の認定により、全国で計17件のTDM実証実験が行われることになる。【警視庁,国土交通省】