「緑陰道路プロジェクト」第３次モデル地区として４地区を指定

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.06.30 【情報源】国土交通省／2003.06.30 発表

　試験的に街路樹の剪定を行わない「緑陰道路プロジェクト」を実施予定の国土交通省は、平成１５年６月９日付けで同プロジェクトの第３次モデル地区として４地区を指定した。
　「緑陰道路プロジェクト」は小泉内閣メールマガジン第８０号に掲載された都市再生戦略チーム座長の伊藤滋さんの記事「緑陰道路を造ろう」をきっかけとし、中馬・国土交通副大臣が提案した取り組み。
　街路樹を剪定しないことに賛同する地区を募り、これらの地区をモデル地区として緑の濃い”緑陰道路づくり”を行うもので、モデル地区では緑陰道路管理計画を策定するほか、町会、商店街や小中学校など地域の組織が街路樹の維持管理に協力する場合には、それぞれの役割分担を決め、必要に応じて協議会を設置するなどして事業の円滑化を図る。
　同省では１５年３月３１日付けで第１次モデル地区１３件、５月７日付けで第２次モデル地区８地区の指定を行っており、今回の指定でモデル地区は計２５地区になった。
　なお今回指定された４地区は第２次モデル地区選定後５月３０日までに応募を行った地区。　【国土交通省】