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環境ニュース[国内]

有料道路料金弾力化による騒音低減効果などを測定 新社会実験の参加自治体の公募開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.06.18 【情報源】国土交通省/2003.06.17 発表

 国土交通省は時間帯や曜日、路線の利用実態に応じて有料道路の料金に弾力性をもたせることにより、渋滞や騒音などをどの程度軽減できるかを測定する社会実験を行うことを決め、この実験に参加する意志のある地方自治体からの提案を平成15年7月14日まで公募することにした。
 実験は地方自治体が提案した課題にあわせ、有料道路の料金割引率、割引期間、対象車両の実験内容をそれぞれ変えて実施される予定。
 応募できるのは実験が可能な有料道路がある地方公共団体が参加している協議会で、応募内容については有料道路政策研究会社会実験ワーキンググループで審査を行い、渋滞緩和、沿道環境改善、交通安全などへの貢献度を考慮し選定地域を決める。
 選定された実験地域に対しては、料金設定検討のためのデータ収集費用の全額、効果や影響把握のための調査費用、実験結果の分析・検討費用、実験によって生じた有料道路の損失の一部を国が補助する見込み。
 なお応募者は事前に実験対象の有料道路事業者と調整を行う必要があるほか、年度末までに実験の成果を報告する義務がある。【国土交通省】

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