一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州委員会、核融合技術開発などを進める活動に3億3,000万ユーロを支出
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2026.04.06 【情報源】/2026.03.19 発表
欧州委員会は、クリーンで低炭素、手ごろな価格のエネルギー確保のため、ユーラトム研究・訓練プログラムの2026〜2027年実施分に3億3,000万ユーロを支出すると発表した。同プログラムは、原子力分野の研究開発や安全性向上、人材育成などの活動に資金支援を行う。当初の5年計画(2021〜2025年)を2年延長した。
支援内容は次のとおりである。
・核融合エネルギーの開発推進に2億2,200万ユーロ。
核融合エネルギー官民パートナーシップを設立し欧州イノベーション会議を活用するなどして、核融合技術の実用化、欧州サプライチェーンの構築、スタートアップの支援、基礎研究推進と人材育成、民間資金の動員を図る。EUは、EU核融合戦略の発表を予定している。
・核技術イノベーション、安全性、人材確保に1億800万ユーロ。
放射性廃棄物の安全管理・放射線防御・核物質のイノベーションと既存原子力発電所の長期操業・小型モジュール炉(SMR)・先進炉・核燃料に関わる安全性研究を進める。
また、アイソトープ研究を支援し、核医学の進展を図る。マリー・スクウォドフスカ=キュリー助成金などにより人材確保を図る。
【欧州委員会】