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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、商業滅菌施設のエチレンオキシド排出基準の改正案を提示

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2026.03.30 【情報源】/2026.03.13 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、商業滅菌施設を対象とするエチレンオキシド(EtO)の排出基準(NESHAP)の改正案を提示した(注)。
EtOは医療機器などの滅菌に使用されている。

当該NESHAPは2024年に強化されていたが、トランプ政権下のEPAは、大気浄化法(CAA)の解釈や施設の対応が困難な状況を問題視し、施設の滅菌処理能力や医療機器の国内供給網を脅かすとの懸念を示している。

改正案は、2024年NESHAPの根拠となっていたCAAのリスクベースの基準を取り消し、これに伴って、連続排出監視システムの使用義務、新設の残留EtO除去室排気設備(ARV)の技術レビュー基準、EtOを完全に捕集するための恒久的な囲い込みなどの要件も変更する内容である。
EtOの使用量が年間10トン超の施設については、新設ARVに関する技術レビュー基準への対応に柔軟性を持たせるという。

EPAは、法を厳格に遵守し、排出基準が健康と環境を効果的に保護するようにする、としている。
今後は意見公募や公聴会が予定されている。

(注)EPAは、改正によって、コンプライアンスコストを20年間で約6億3,000万ドル削減できると見積もっている。これに加え、計り知れない価値(医療機器の適切な滅菌によって非常に多くの人命が救われること)もある、と説明している。

【アメリカ環境保護庁

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