一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州委員会、プラスチックペレット放出防止規則を発効
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2026.01.07 【情報源】/2025.12.16 発表
欧州委員会は、プラスチックペレットの環境中への放出を防止するための規則が2025年12月16日に発効したと発表した。プラスチックペレットはプラスチックの成形素材で、生態系と健康に重大なリスクをもたらすマイクロプラスチック汚染の要因の一つである。
対象は、年5トン以上のペレットを扱う域内事業者で、製造・リサイクル・成形加工・卸売その他取扱い事業者が含まれる。海運事業者を含むペレット輸送業者も対象となる。
事業者は、ペレットの漏出・放出を回避・封じ込め・清浄化する義務を負うとともに、リスク管理計画を策定・実施しなければならない。
輸送業者は、リスク管理計画作成の義務はないが、漏出・放出を予防・封じ込め・対処する具体的措置を実施しなければならない。
年1,500トン以上のプラスチックペレットを取り扱う中規模以上の企業は、順守証明書又は許可証を取得しなければならない。
欧州委員会は、2026年12月17日までに啓発・訓練素材を作成する。
また、欧州標準化諸団体に対し、放出量推計のための調和基準の作成を求める。
【欧州委員会】