一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州委員会、エネルギーインフラ拡充強化へ「欧州グリッドパッケージ」を提案
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2026.01.05 【情報源】/2025.12.10 発表
欧州委員会は、エネルギーインフラの整備拡充を図り、2014年採択の総合エネルギー戦略「エネルギー同盟」を実現するため、欧州議会など関係EU機関に政策文書「欧州グリッドパッケージ」を提案した。加盟国間の電力網相互接続は目標達成の途上になく、2022年の石油・ガスの98%は輸入され、2024年の産業用電力価格は米・中より高く加盟国間差も大きい。
パッケージは、エネルギー自立(特にロシア依存からの脱却)と電力価格低下を目指す。
そのため許認可プロセスの加速、加盟国間の費用分担の公正化・透明化、既存のエネルギーインフラの有効利用と新規インフラの展開を促進し、プロジェクトの連携を進め資金供与・投資を容易にする。
パッケージは、2025年9月の一般教書演説でフォン・デア・ライエン欧州委員会委員長提案の「エネルギーハイウェイ」構想を含む。
これは、水素・電力・天然ガスを供給する8系統のエネルギーハイウェイで、欧州各地さらにチュニジア、モルドバ、マケドニア等を国境を越えて結ぶもので、欧州委員会は優先取組を約束している。
【欧州委員会】