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環境ニュース[国内]

国連気候変動枠組条約、アフリカの都市等が共同で気候行動の拡大を宣言と報告

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2025.08.20 【情報源】/2025.08.04 発表

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、モロッコのタンジェで開かれた「地域グリーン経済フォーラム2025」にアフリカ全土から市長や業界リーダーなど500人以上が集まり、アフリカの都市におけるグリーン経済炭素中立の加速に関する宣言を採択したと報告した。

宣言では、アフリカの都市は歴史的に排出量が少ないにも拘らず、気候変動の深刻な影響が拡大していると認識し、気候対策実施における都市や地方政府の重要な役割を再確認。
炭素中立の都市への移行は緊急の気候優先事項であり、かつ公共サービス向上・地域イノベーション促進・経済的回復力の構築につながる開発機会と捉えた。

宣言の具体的内容は、
・都市開発計画に炭素中立を組み込み、国別目標(NDC)との整合を約束。
・世界グリーン経済機関の「炭素中立都市イニシアティブ」の下、シェフシャウエンなど11のパイロット都市を支援。
・包摂的な官民パートナーシップ、グリーン雇用創出、デジタルイノベーションを重視。
・気候資金へのアクセス向上、能力開発、知識共有プラットフォームを要請。

【国連気候変動枠組条約】

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