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環境ニュース[国内]

世界経済フォーラム、エネルギー転換はコロナ禍の停滞を経て回復傾向にあると報告

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2025.07.07 【情報源】/2025.06.18 発表

世界経済フォーラム(WEF)は、アクセンチュア社と共同で作成した報告書で2025年のエネルギー転換指数を発表した。
指数は、118ヶ国のエネルギーシステムの転換の状況を3つの分野(安全保障、持続可能性、公平性)と5つの準備要因(政治の関与、資金、技術革新、インフラ、教育・人的資本)について評価したもので、報告書は以下を明らかにした。

・2025年の指数は前年から1.1%上昇し、新型コロナウイルス感染拡大以降で最大の進展。65%の国で改善、また28%の国では3分野すべてで改善した。
・3分野のうちエネルギー安全保障の進展が最も小さかった。
・指数上位はスウェーデン、フィンランド、デンマークなど欧州各国。欧州とアジアの新興国が大きな伸びを示した。
・地政学的緊張の高まり、資金不足、技術革新と必要とされる場所での展開とのずれが、今後の進展を妨げるおそれがある。

転換の加速のためには、資金を呼び寄せ協力を促進する適応的政策、インフラの近代化、人材の能力構築、クリーン技術の展開、途上国の設備投資が必要だと報告書は指摘した。

【世界経済フォーラム】

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