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環境ニュース[国内]

ドイツ、土壌における生物多様性に関する長期研究プロジェクトが開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2025.06.27 【情報源】/2025.06.16 発表

ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省(BMUKN)は、土壌における生物多様性とその機能に関する長期的な研究プログラムを開始することを公表した。
これは、ドイツ連邦環境庁(UBA)やフラウンホーファー研究所など複数の機関が共同で実施するもので、「自然気候保護行動プログラム(ANK)」の資金で支援される。

研究は6年にわたって実施される。土壌への負荷、持続可能でない形での土壌の利用、そして気候変動といった多くの有害な状況が土壌の生物多様性の負担となっており、その影響をよりよく理解し、それに対抗するために、研究プロジェクトではドイツ国内における土壌における生物群集の典型的な構成が調査される。

シュナイダー大臣は、「豊かな生物多様性は、人間と環境にとっての生存の基盤となる土壌をつくる。
健康で生き生きとした土壌は万能であり、食糧の基盤であるだけでなく、極端な干ばつや洪水の際にも水を蓄える貯蔵庫となり、また炭素を貯蓄することで気候変動に対抗にも貢献する。」と述べた。

【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省】

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