一般財団法人環境イノベーション情報機構
「緑陰道路プロジェクト」の第2次モデル地区として8地区を指定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.05.09 【情報源】国土交通省/2003.05.07 発表
試行的に街路樹の剪定を行わない「緑陰道路プロジェクト」を実施予定の国土交通省は、平成15年5月7日付けで同プロジェクトの第2次モデル地区として、大阪市港区桜通りや北九州市八幡駅前地区など8地区を指定した。「緑陰道路プロジェクト」は小泉内閣メールマガジン第80号に掲載された都市再生戦略チーム座長の伊藤滋さんの記事「緑陰道路を造ろう」をきっかけとし、中馬・国土交通副大臣が提案した取り組み。
街路樹を剪定しないことに賛同する地区を募り、これらの地区をモデル地区として緑の濃い”緑陰道路づくり”を行うもので、モデル地区では緑陰道路管理計画を策定するほか、町会、商店街や小中学校など地域の組織が街路樹の維持管理に協力する場合には、それぞれの役割分担を決め、必要に応じて協議会を設置するなどして事業の円滑化を図る。
同省では3月中に国道工事事務所などから応募を募り、13件を第1次モデル地区に指定。15年4月1日〜30日まで第2次モデル地区の募集を行っており、今回指定された8地区はこの期間中に応募を行った地区。
なお同省はモデル地区の募集を引き続き5月末まで行い、6月上旬に第3次モデル地区指定を行う予定だ。【国土交通省】