ドイツ、使い捨てプラスチック製品製造業者の報告検証義務を2025年は免除

ドイツ連邦環境庁（UBA）は、使い捨てプラスチック製品製造業者に課されている報告に関する検証義務を2025年は免除することを公表した。

ドイツでは2024年以降、一部の使い捨てプラスチック製品製造業者に公共空間における該当製品の廃棄物の回収、処理および清掃費用の負担が課されている。
製造業者が負担する金額は市場に投入された年間製品量に基づいて算出されるため、そのための報告は登録済みの審査者による外部検証と確認を経て5月15日までに実施することが義務付けられている。

今回の免除は使い捨てプラスチック基金（EWKFonds）における執行体制およびオンラインプラットフォームDIVIDが抱える課題が背景にあり、検証義務の免除は2025年に限られる。
また製造業者の報告期限も2025年6月15日まで延長され、報告の不履行に対しては罰金が課せられる。

【ドイツ連邦環境庁】