イギリス、建物への国産木材の利用を推進

イギリス環境・食糧・農村地域省（DEFRA）は、持続可能で低炭素型の建材の利用を推進するためのロードマップを公表した。

住宅危機問題の解決や温室効果ガス（GHG）排出量の2050年実質ゼロ目標の達成に寄与するものであり、前政権が策定したものに比べ、建設における国産木材の利用についてより野心的な目標や取組を設定しているという。

優先事項や主な取組は以下のとおり。
・持続可能で低炭素型の建材の利用を奨励し、建物の設計や建設、使用時の炭素排出量が考慮されるようにする。
・木材の利用を含む近代的な建設工法（MMC）を活用して、今議会中に住宅 150万戸を供給するという政府公約を実現する。
・クリーン成長に向けて木材の可能性を広げ循環型経済を構築する。
・林業及び木材産業においてグリーン雇用を創出し、国産木材や木材加工に関する供給網への追加投資を促進して経済成長を加速する。

前政権の計画にあった建材としての木材の普及促進や供給網全体の人材育成、持続可能な木材製品の供給拡大などについても、今一度取り組んでいくという。

【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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プレスリリース

https://www.gov.uk/government/news/increase-of-domestic-timber-to-boost-uk-economy-and-housebuilding