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環境ニュース[国内]

韓国環境部、PM2.5の大気中濃度が大きく低下したと報告

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2025.02.27 【情報源】/2025.02.11 発表

韓国環境部(ME)は、2024年の大気中微小粒子状物質(PM2.5)濃度の年平均値は 2015年からの観測史上最低の 15.6 μg/m3 であったと発表した。
2015年比で 38.1%減、前年比 14.3%減と低下が続く。
日平均が 15 μg/m3 以下の「良好」な日は 3倍以上増加し史上最多の 212日、36 μg/m3以上の「悪い」日は史上最小の 10日、76 μg/m3以上の「非常に悪い」日はゼロであった。
自治体レベルでも改善は大きく、17行政区の年平均値は 12.3〜18.9 μg/m3で、2015年比 54.8%低下の全羅北道を初め全羅南道、江原道は 50%以上の改善をみた。

排出規制の強化拡大、制御設備の導入支援、旧型ディーゼル車両の廃棄支援、貧困層向け低排出ボイラーの支援、野焼き防止のため農業廃棄物収集などの対策が効果をあげ、あわせて中国からの飛散の減少、比較的降雨日数が多く大気の停滞した日数が少なかったことも幸いした。

MEは、2019年から毎年 12月から翌年 3月に実施している季節集中的な管理の寄与にも言及した。

【韓国環境部】

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