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環境ニュース[国内]

(仮称)いちき串木野・薩摩川内ウィンドファームに係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2025.01.27 【情報源】環境省/2025.01.24 発表

環境省は、「(仮称)いちき串木野・薩摩川内ウィンドファーム環境影響評価準備書」(株式会社グリーンパワーインベストメント)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、鹿児島県薩摩川内市及びいちき串木野市において、最大で出力40,000kWの風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
[1]対象事業実施区域及びその周辺の一部は水源かん養保安林に指定され、周囲には水道水源が存在しており、また、対象事業実施区域及びその周辺において準絶滅危惧として掲載されているアカハライモリ等も確認されていることから、専門家等からの助言を踏まえ、沈砂池の設置等の環境保全措置を実施すること
[2]やむを得ず発生する残土については、対象事業実施区域内への盛土造成を優先せず、鹿児島県をはじめ関係機関等と十分に調整を行い、対象事業実施区域外に搬出し、再利用を図ることを引き続き検討すること
[3]対象事業実施区域及びその周辺には、国内希少種であるクマタカの複数のペアの生息が確認されていることから、稼働後のバードストライクの有無に係る事後調査を適切に実施すること
等を求めている。

【環境省】

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