一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州委員会、欧州航空部門の環境パフォーマンスを報告
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2025.01.29 【情報源】/2025.01.14 発表
欧州委員会は、欧州航空部門の環境パフォーマンスに関する報告書を発表した。・2023年の 1フライト 当たりの乗客は 135人、飛行距離は 1,730km で、増加が続く。
・EUと欧州自由貿易連合(EFTA)の空港の発着数は 835万回 で、COVID-19パンデミック前の 2019年 を 10% 下回った。
・このうち発便のCO2排出量は 1億3,300万トン で、2019年比 10% 減少した。
・1乗客 1キロメートル当たりの平均排出量(gCO2/pkm)は、2005年の 123グラム、2019年の 89グラムから 2023年には 83グラムに減少した。
報告書は、航空交通需要の伸びは当初予測より鈍化しているが、ベースシナリオでも 2050年までに 年1,180万フライトまで増加するとして、燃費向上、航空交通管理の最適化、2023年成立のReFuelEU Aviation規則の持続可能な航空燃料(SAF)使用義務遵守の重要性を強調している。
【欧州委員会】
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プレスリリース
- https://commission.europa.eu/news/indicating-way-forward-sustainable-european-aviation-2025-01-14_en