一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、森林所有者による生態系サービス促進の取り組みを支援する「気候適応森林管理 プラス」を新設
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.01.17 【情報源】/2024.12.23 発表
ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省(BMUV)は、新しい助成プログラム「気候適応森林管理 プラス」の設置を公表した。このプログラムは民間の森林所有者および自治体に支援を提供することで、森林の気候適応能力や生物多様性を促進し、森林が持つ自然炭素貯蔵機能を保護することを目指すもので、自然気候保護行動プログラム(ANK)の枠組みで実行される。
既存の助成プログラム「気候適応森林管理」に加え、マイクロハビタットや立ち枯れ木、または一部の森林区域における自然形態での森林の発展など、付加的な生物多様性及び気候保護サービスに対する経済的なインセンティブの提供を行う。
2025年の第2四半期に申請の開始が予定されており、年間最大1,000万ユーロが提供され、助成期間は最長で20年間となる。
【ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省】